2023年03月12日

離婚することになりました。自宅を任意売却するときのメリット・デメリットを教えて?

離婚の話が進む中で 自宅はどうすればよいのかと言う問題は出てきます。

自宅を売却しても、住宅ローンが残ってしまう場合は財産分与ができません。さらに住宅ローンを完済しないと抵当権が外されないため、通常の売却も不可能です。
このように住宅ローンの残債が売却金額を上回る場合には、自宅は任意売却します。任意売却で住宅ローンを利用している金融機関の許可をもらえば、自宅の売却は可能です。また競売によって売却されるよりも、自宅が高値で売れる可能性があります。一方、任意売却すると信用情報
(ブラックリスト)に滞納歴が残ってしまうなど、デメリットもあるので注意が必要です

離婚で自宅を任意売却するメリット

競売よりもメリットは多いです。
競売よりも高値で売れる
プライバシーが守れる。
引越し費用を捻出できる場合もあります。
住宅ローンが残っている自宅を売却できる
任意売却であれば、金融機関の許可によって抵当権が外されて自宅の売却が可能になるため、離婚前に住宅ローン問題を精算できるかもしれません。
また、自宅を売却したあとも買主との間でリースバック契約をして、どちらかが住み続ける方法もあります

デメリットもありますので、よく検討しましょう。

信用情報(ブラックリスト)に滞納歴が残る
希望する価格で売れる保証はない
ローンが残り支払いが 残債を月々支払うことになる場合もある
連帯保証人の同意が必要になってきます。
離婚時の住宅ローン問題を解決するために任意売却を検討するときは、連帯保証人の同意が必要になる
任意売却は自分の意思だけでは行えず、連帯保証人の同意が必要です。任意売却後にも住宅ローンが残る場合は、残債の請求が連帯保証人にいく可能性もあります。例えば、債務者が自己破産などで支払い能力がなくなると、連帯保証人に支払い義務が生じます。そのため任意売却には連帯保証人の同意が必要なのです。
配偶者が連帯保証人の場合は、離婚後に任意売却の同意をとることは難しいケースもあります。そのため任意売却など住宅ローンの問題は、できるだけ離婚前に行うことがおすすめです。

一般社団法人 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会 
鹿児島認定加盟店   上町不動産  代表 森谷信実
秘密厳守  相談完全無料  弁護士への相談無料。
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