2023年02月26日

パート②  離婚後も家に住み続けるには? 2月25日の続き

離婚しても子供を転校させたくない、生活環境を変えず子供と今の家に住み続けたい。

離婚を考えているけど、自宅を既に住宅ローンで購入してしまっている、離婚しても子供を転校させたくない、生活環境を変えず子供と今の家に住み続けたい、という方はたくさんいらっしゃいます。特に女性は離婚後、母子家庭となると、仕事と家事の両方を一人でこなさなければならず、安定した収入を得るのが難しいというケースも良くあります。

(2)元夫が住み続け、住宅ローン名義と不動産名義も元夫のまま

もともと、住宅ローンの支払いや不動産名義も夫の場合、元夫が今の家に住み続けるこのパターンも少なくありません。この場合、元妻と子供は実家や賃貸アパートなどに引越すことになります。本来は財産分与でおよそ半分の権利がありますが、元夫への売却というケースは少なく、ほとんどは自宅に関しては元夫のものとするケースがほとんどです。 メリット ・住宅ローンや不動産の名義変更などの手間が必要がない
・住宅ローン問題とは一切関係なくなる リスク ・本来はもらえるはずの自宅の権利を放棄しているケースもある
・元夫が自宅を売却した場合、元妻が家に住んでいる場合、住む場所が無くなってしまう
・元夫が途中で住宅ローン返済を止めてしまうことがある

(3)元妻が住み続け、住宅ローンを元妻の名義で借り換え、不動産名義も妻に変更

自宅も住宅ローンも元夫名義だったものを、元妻名義へ変更するケースです。これは、元夫から元妻が住宅を購入したという形になります。そのため、元妻が住宅ローンの借入審査に通る必要があります。元妻が正社員で継続的に働いていた実績があり、安定した収入があることの証明が必須となります。ただ、住宅ローンを組むほどの安定した収入がなかったり、パート・アルバイトといった雇用形態であったりする場合、住宅ローンを組むのは難しいのが現状です。 メリット ・住まいから元夫の要素を完全に取り除くことができる リスク ・安定した収入がないと住宅ローンが組めない
・万が一、収入が減少しても、住宅ローンを支払い続けないといけない

鹿児島の任意売却専門会社です。 一般社団法人 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会 
鹿児島認定加盟店   上町不動産  代表 森谷信実
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