2022年07月11日

住宅ローンの申込の審査に有利な人 有利な職業

審査時に有利になる項目一例

公務員、または正社員である
完済時の年齢が80歳未満である
ローンの返済負担率が35%未満である
勤続年数が3年以上である
年収が400万円以上である
クレジットカードの返済に遅れたことはない
携帯電話の支払いに遅れたことはない
自己破産などの経験はない
住宅ローン以外の借り入れはない
過去に大きな病気をしたことはない

安定・継続した収入があることの証明が基本 。申込者の職業は審査には関係あるのか?

「職業というよりは、雇用形態は重視されやすいですね。やはり会社員より公務員、自営業や派遣社員、アルバイトなどよりは会社員など、安定した勤め先がある人のほうが審査は通りやすいと思います。また、誰も知らない零細企業よりは、有名な大手企業のほうが銀行の心証も良いでしょうね。というのも、銀行側にとって一番困るのは、貸したお金を返してくれないこと。キチンとした勤め先があるほうが、定期収入も保証されているわけですからね。ただ、こちらも特に明確な基準はないし、あくまで安定した収入を得ているので、ちゃんとローンの支払いに滞ることがないと証明できればあまり気にしなくてもいいと思います。

また、勤続年数も長ければ長いほど、『安定している』とみなされやすいです。同じ職場で1年以上働き続けている状態であれば、さほど心配することもないと思いますよ。転職したてや転職回数があまりに多い人は、ちょっと審査に苦労するかもしれませんね」

たしかに今は大手企業に勤めていたとしても、在籍期間がどこも1年未満で転職を多く繰り返して不安定な人よりは、多少知名度のない会社だったとしても長年安定して勤められている人のほうが信頼度は高いというケースもあるはず。「自分は大手勤務だから」と慢心したり、「自分は零細企業勤務だから」とハナから諦めたりせず、自分の状況をきちんと把握してから、審査に臨むことが重要です。
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