2022年07月30日

競売になる前に任意売却を検討してください。

競売よりも高く売れる可能性が大きいです。

任意売却では、競売よりも市場価格に近い金額で売却できる可能性があります。
一般的に不動産の競売では、市場価格の50~70%で売却します。
競売物件は「内部見学ができない」「検討時間が短い」「物件の欠陥は買受人が対応する」など、買主にとって不利な条件で売り出されるため、販売価格も安くなってしまうのです。
それに対して任意売却は、通常の不動産と同じような売却活動を行うため、市場価格に近い金額で売却を進められるでしょう。

計画的に売却を進められ、ご自分の意志で引っ越し時期を検討できる。

競売は売却価格、売却先、売却のタイミングなど全て裁判所が決定します。
買受人が決まった際には、強制退去を命じられることもあります。
任意売却では売却価格は債権者に決定権があるものの、交渉の余地があるため市場価格に近い金額を設定できる可能性が高いでしょう。
また売却活動も不動産会社が仲介するので、引渡しの時期を検討しながら計画的に進められます。

費用の持ち出しがありません。

不動産売却では仲介手数料などの諸経費が発生します。
任意売却でも諸経費はかかりますが、売却代金から支払うことが可能なので費用の持ち出しがありません。
また債権者との交渉が必要ですが、税金や管理費などの滞納分を売却代金で精算でき、引越し費用も売却代金から捻出できる場合もあります。
競売の場合、引越し費用や税金・管理費の滞納分は、自身で用意します。

プライバシーが守られる

競売物件になると、裁判所のホームページや新聞などに自宅の情報が掲載されます。
そのためローンを滞納していることが、周囲に知られる可能性も高いでしょう。
任意売却であれば一般的な売却活動と同じなので、売主の経済事情が知られることはありません。
ページの先頭へ