2022年09月27日

コロナと円安の影響!!「物価は上がり、給料は下がる。大手企業は利益増、中小零細企業は経営難」

今テレビなどで 円安という言葉を耳にしますが、どういう意味なんでしょうか?

子供に聞かれた場合の簡単な説明としては、「円」の価値が上がるのが円高、「円」の価値が下がるのが円安です。
輸入に多く頼っている日本では、円安のほうが個人消費者にとって不利益が多いと考えられます。外国でものを売る会社ほど、利益がでると考えられます。外国で車を売っている会社などは、利益が増えています。利益が増えると、社員の給料などに回すお金も増やせますので、給料も増やせます。お金を使う人が増えて、めぐりめぐって景気がよくなるというわけなのですが、良いことばかりではありません。海外から購入して輸入している、石油や、パンの原料の小麦などは、円安になると、石油や小麦を海外で買うときに、より多くの円が必要になる。つまり、高いお金をはらわないと買えなくなります。だから、海外で買ってくる輸入品の値段が上がって、輸入品で作るものの値段は上がり始めています。発電所で使う燃料代が上がるから、家庭向けの電気代は上がっているし、食パンも原料の小麦が高くなっているから値上げになるのです牛乳をつくるために牛を飼う酪農家も、輸入が多いえさ代の値上がりで困っている。また、イカを取る漁師の人たちは、円安で漁船の燃料代が上がって、イカを取ってももうけが出ないから、漁に出られなくなった。大塚製薬は23日、11月1日出荷分から「オロナミンCドリンク」などの小瓶ドリンクを値上げすると発表した。回転すし大手の「スシロー」が1984年の創業以来、看板として掲げてきた「1皿100円(税抜き)」メニューを9月いっぱいで終了。競合の「くら寿司」も同様に100円メニューは9月一杯まで。原材料価格や物流費の高騰が原因です。「原材料」の高騰を理由に挙げた。小麦、肉、コーヒー豆等の高騰で、ファストフードやコーヒーチェーン、ステーキ・焼肉の値上げが相次いだ。回転すし店では、急激な円安による輸入魚介類の価格上昇に加え、品薄を理由にした値上げが実施される。

収入を少しでも増やそうと、単発のアルバイトを始める人が増えてきています。

物価上昇は、家計のやりくりなどの 節約だけでは厳しい家計もあります。教育費のかかるお子さんなどがいるご家庭です。教育費 住宅ローン 生活費に さらに金利の上昇で 住宅ローンの毎月の支払いが厳しくなる家庭は増えていくと思います。いま、収入を少しでも増やそうと単発のアルバイトを始める人が増えているといいます。本業の仕事のない土曜日 日曜日などの少しの時間帯 1日6時間前後働く方が増えてきてます。子供の進学や教育費などを削ることは、避けたいという親としての責任からです。そして得られる臨時収入は、月5万円ぐらいです。物価はどんどん上がり 電気 ガスなどの光熱費も値上げの対象です。物価の上昇が続く中、収入を増やそうと空いた時間にアルバイトをしたりして、家計の足しにする人が増えているということですが、それだけではとても、家計は回っていきません。物価は上がっているが、給与が上がらない為生活は毎月ギリギリ。将来の貯蓄まで備えて生活していくのは厳しくなります。さらに、物価が上がり続けた場合、家計の収支のバランスは崩れます。

住宅ローン金利がこの先上がるようだと、いまの収入だけでは支払いが難しくなる

生活費だけではありません。マイホームを手に入れたけど、住宅ローン金利がこの先上がるようなことあれば、いままで家庭を支えてきた収入だけでは難しくなります。このまま今の物価上昇 や金利上昇また円安が続けば、注意してみていかないと支払いが難しくなります。住宅ローンの金利は、ここ30年以上 金利が低く設定されてきました。これが、普通と考え、将来も低い金利で行くだろうと考えて マイホームを購入した世帯も多いと思います。住宅ローンは借入金額が大きく、長期的な返済になるのが一般的です。そのため、より良い条件で返済をしていきたい人は、定期的に金利の動きを確認しておくことをおすすめします。コロナ禍においては、不安定な就業形態にある非正規雇用などの、契約社員やアルバイトのほうが離職や収入減の影響を大きく受けるなど、低所得世帯ほど厳しい状況に陥ってます。こういう環境の方の約7割がコロナ禍で収入が減少し、今も厳しい状況にあるというデーターもあります。こういった意見も普通に出ています。「コロナ禍で失業して以来、アルバイトでなんとか、生活をしています、生活がギリギリで安定していません、毎日が不安でどうしていいものか」「政府は経済的な支援が追加でしてほしい。」「コロナ禍で店を閉めました。精神的にも限界です。自分の体調が悪くなり仕事ができません。」など、コロナによる収入減で生活に大きな影響が出ていることがはっきりと出ています。
今度は物価の上昇が、さらに追い打ちをかけています。「物価が高くなり食費に回すお金が減った」「物価高騰により、生活が苦しくなった。電気代の値上がりは本当に苦しい」「物価が上がりつづけ、給料は、下がりました。生活が困難な状態が続いています。」など、物価上昇により食費や光熱費、ガソリン代などの生活コストが上昇しており、猛暑にもかかわらず光熱費を抑えようと冷房使用を控えるといった意見も見られ、影響はさまざまの場面で出ています。今年の冬の暖房の使用を控える家庭もでてくることも予想されます。

個人の生活はもちろんですが、急激な円安や資源高は中小零細企業を直撃しています。

原材料費や電気、ガスなど、ありとあらゆる資材価格が上昇し、中小零細企業の経営は厳しさを増しています。コロナ禍の影響はもちろんです。円安、ロシアのウクライナ侵攻と、さまざまな要素が重なりあって「これまでにない異常な資材高騰」が続いています。円安の影響は当分続くでしょう。さらに、深刻な状況になるでしょう。円安でなくてもコロナ禍で、中小零細企業の経営は、厳しさが増してます。海外で活動する大企業の利益は円安でふくらむが、中小まで恩恵は及びにくい。いまの流れは当面続くとみられ、倒産や廃業で近所のお店や企業が少なくなると予想されます。
中小企業の経営者なら、どんどん手の打ちようがなくなっていく感覚をまさに今感じているのではないでしょうか

今後は、コロナだけではなく、円安や物価上昇と、先行きが不透明な状況が続きます

収入が減少すると心配になってくるのが、毎月の支払です。教育費 生活費 住宅ローンの返済です。生活費は節約できますし、教育費は親としては 削りたくない部分ですが必要最小限で減らせることはできます。では住宅ローンが払えないときは、どのように対処すれば良いのでしょうか?
住宅ローンの返済を滞納した場合、借入先の金融機関から電話や書面で返済を催促されます。この段階で、ローンを返済すれば問題ありません。しかし催促に応じず滞納しつづけると、最終的には住宅ローンの一括返済を求められます。
もし住宅ローンを一括返済できない場合、金融機関は抵当権を行使するため住宅が競売にかけられてしまいます。
競売による落札価格は、一般的に相場の約6割程度です。そのため住宅が競売にかけられると、住宅ローンを完済できず、多額の残債が発生する恐れがあります。
収入が減少し自宅を失った状態で、住宅ローンの残債を返済していくのは難しいでしょう。もし家計の収支を改善しても住宅ローンの返済が難しい場合は、自宅を手放して家賃の安いマンションや価格の安い住宅への引っ越しを検討されてみてはいかがでしょうか。賃貸物件に住み替えると修繕積立金や固定資産税、都市計画税などを支払う必要がなくなります。価格の安い物件に住みえるだけでも、毎月の返済負担や税負担を減らせるかもしれません。 
今後は、コロナだけでは、ありません。円安や物価上昇といわれる先行きが不透明な状況が続きます。ご家族がより安心できる暮らしを目指すのであれば、金銭的な負担が軽くなるように自宅を売却するのも一つの方法です。

住宅ローンが残った状態の住宅を、金融機関と合意のうえで売却する方法です。

任意売却という手続きです。住宅ローン等の借入金が返済できなくなった場合、売却後も住宅ローンが残ってしまう不動産を金融機関の合意を得て売却する方法です。

※市場相場に近い価格で売れる
通常の不動産取引と同様の方法で売却するため、競売による強制的な売却より市場価格に近い価格で売却することが可能です。不動産を高く売却するためには、なるべく多くの購入検討者に情報を届ける販売活動と、より良い条件で購入する人を探す時間が必要になります。任意売却はその両方が可能なため、競売よりも高い価格で売却できるのです。高い価格で売却することで、任意売却後に返済しなければいけない残債を少なくすることができます。

※周囲に事情を知られずに売却可能
任意売却は、一般の不動産売却と同じ販売活動を行います。そのため、周囲には住宅ローンを滞納したことが知られることなく、自宅を売却することが可能です。ご相談者さまの多くは、ご近所や知り合いに対して、自宅を高く売れるから売却した、といった説明をすることができます。

※持出し金がゼロ
通常、不動産売却には登記料や測量費用、仲介手数料など、売買価格の3~5%程度の諸経費がかかります。費用がかかるのは任意売却も変わりませんが、任意売却の場合は自宅を売却したお金から、諸経費を支払うことが認められています。そのため、ご相談者さまは、お金の持出しが必要有りません。

※残債は分割返済ができる
任意売却では、自宅売却後も残ってしまった債務(残債)は、ご相談者さまと債権者(金融機関・住宅金融支援機構など)で協議して、ご相談者さまに無理のない範囲内で分割返済ができます。ご相談者さまが今までと同じ条件で支払いを続けることが難しいということは、債権者も十分理解をしているので、現在の収入や生活状況を十分考慮のうえ、現実的な返済方法を話し合いの上、対応してくれます。

今お困りの方も、今はまだ困っていない方も、今後もし何かあった時の為にも、「任意売却とは何か」「どのように売却を進めるのか」今後の参考にしていただければ 幸いです。もちろん 任意売却が、必要でないケースもあります。無理に任意売却をすすめることは、ありません。

鹿児島の任意売却専門会社です。 一般社団法人 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会 
鹿児島認定加盟店   上町不動産  代表 森谷信実
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