2022年11月18日

介護離職をした人のうち、およそ8割が女性という現状があります。

少子高齢化です。今から、介護が必要となる方が増えていくのは確実です。

親が認知症など要介護になると、介護が必要になります。そうなると仕事に影響が出てきます。仕事を減らしてその時間を介護に充てることになります。収入は大きく減ることになり、最悪のケースだと会社を退職することになる場合もあります。
親の介護は大きな問題です。仕事の中心的な年齢である50代の
人たちは 親の介護と仕事の両立は避けて通れません。
昔のイメージだと親の介護は 配偶者が多くお世話してました。厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、現在は、実の子供が親の介護をする人の割合が多くなっています。
また少子高齢化社会になり、祖父母の介護を20~30代の孫が 行うヤングケアラーの問題もでてきました。
自分を守り育ててくれた 親の介護です。全力で親の面倒を見ることは当然です。

毎年約10万人が介護離職をしていて、今後も増加していく傾向にあります。

親の介護が理由で会社や仕事を辞め、親のお世話をする介護離職が 増えてきています。
少し前の資料ですが。総務省による「平成24年就業構造基本調査」では、毎年約10万人が介護離職をしていて、今後も増加していく傾向にあります。さらに、介護離職をした人のうち、およそ8割が女性という現状です。
少子高齢化で今から、介護が必要となる方の年齢が増えていくのは現実なのです。
ちなみに、仕事を辞めたり、転職しても全ての悩みが解消したわけではなく、退職や転職による収入減や心身の疲労など、悩みを抱えながら介護をする人も少なくありません。それにより本人が うつ になったり体を壊したりすることも出ています。
住宅ローンや教育費などのため収入が減ると困るという事情も悩ましいようです。

親の介護で忙しい中 長年勤めていた会社をリストラされてしまった。

親の介護で忙しい中 長年勤めていた会社をリストラされてしまい、退職となった再就職するにも介護が忙しく出来ない状況で、暫くの間はアルバイトで何とか生活をしていたそうです。生活費も苦しい中、同居しているご両親がほぼ同時に骨折や病気になり度重なる出費が続き、アルバイトと年金だけでは生活ができなくなり、住宅ローンや税金の滞納が続いてしまったとの相談や
お母様が認知症を患い、介護が必要な状態になりました。仕事と介護の毎日に疲れ果て、今度はご本人がうつ病を発症。ついには職場に居づらくなり、仕事を退職されました。退職の後は、収入源もなくなりお金がない状態が続いています。などの相談があります。
返済を滞納したい人やマイホームを取り上げられたい人なんて世の中にいません。なんらかの事情によって支払えなくなってしまっていて、なんとか返済の遅れを取り戻そうとして必死になって働いている人や、働きたくても働けない人ばかりです。

代表 森谷信実のプロフィール(資格)

※ (FP)ファイナンシャルプランナー
※ 宅地建物取引士      
※ 賃貸不動産経営管理士
※ 任意売却取扱主任者   
※ 損害保険募集人です

一般社団法人 全国住宅ローン救済・任意売却支援協会 
鹿児島認定加盟店   上町不動産  代表 森谷信実
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