2023年01月28日

なぜペットを飼っているのがバレるのか?それは「住人の通報」「管理会社の清掃時」です。

ペット禁止の物件で見つかるおもな原因は?

飼い主不在時の鳴き声に敏感な住民はいます。
猫の糞尿は、かなり強いニオイがすると思われています。
犬がエレベーターでおしっこをして臭いが付いたりします。
猫ブームで飼育が増えた猫は、室内で飼育している分にはあまりクレームにはならない印象です。過去に発生した猫クレームでは、複数頭飼育している猫が追いかけっこをして駆け回る音がうるさいというクレームがありました。
特に犬をこっそり飼ってしまった方は、まずバレると思っていた方がよいと思います。散歩に連れて行くので見られる可能性が大きいです。

「一人暮らしが寂しい」「捨て猫がかわいそう」「家族同然だから」

ペット可物件が少なく希望する物件が見つからなかったことが最大の理由です。ペットを飼いたいと思う人は多くいますのでペット可能物件の賃貸需要は高くなり、空室がほとんどない状況が多くなります。ペットを飼いたくてもペット可能な賃貸マンション・アパートが見つからず、家主・管理会社に内緒でこっそりペットを飼う人がでてしまう理由となります。

ペット禁止の物件で、ワンちゃんを飼育しました。バレたらどうなるの?

賃貸マンションやアパートとして貸し出されている物件は、大家さんの所有物であり、家賃収入を得るための資産です。大家さんとしては、マンションのすべての住民がキレイに部屋を使ってくれて、トラブルなく生活してくれるのが理想。
大家さんの立場で考えると、ペット不可の賃貸物件が多い理由がわかるのではないでしょうか。

契約違反による損害賠償(違約金)を、修繕費に上乗せして請求される場合があります。規約や重要事項説明書に「無断でペットを飼育した場合には損害賠償(違約金)を請求する」という一文があれば、損害賠償は免れません。

建物の大家さんや管理会社はクレームを解消するため、ペットを手放すか退去するかの2択を求めてきます。大好きな家族の一員であるペットですから、手放すことなど考えられないという方は多いはず。そうなれば、強制退去となってしまうかもしれません。

以前、仲介した物件で大家さんが電話をしたら、犬の鳴き声がした。と言うので厳重注意しました。その時の入居者の理由は ペットを知人から一時預かってるだけと言うものでした。
ペット類の持ち込み禁止です。

ルール違反が見つかったら、ペナルティは、かなり厳しいものです。そのような心配をしながら生活するよりも、ペットの飼育を許可された物件の中から、選択したほうがいいと思います。


上町不動産  
代表 森谷信実のプロフィール(資格)

※ (FP)ファイナンシャルプランナー
※ 宅地建物取引士      
※ 賃貸不動産経営管理士
※ 任意売却取扱主任者   
※ 損害保険募集人
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